シュタイナー教育3つの特徴|ママが知りたい基本情報

シュタイナー教育とは

最近、俳優の斎藤 工さんが通っていたということでも話題になった「シュタイナー教育」。聞いた事はあるけれど、実際どんなことをしている教育なのか、何が他の教育と異なるのか知らないという人も多いのではないでしょうか?

このコンテンツでは、シュタイナー教育の基本的な情報から、実際どこに行くとシュタイナー教育を受けられるのか家庭ではどんな風に取り入れられるのか…などなど、広く!深く!シュタイナー教育について書いていきたいと思っています!

まずは、これさえ読めばシュタイナー教育の基本が分かる!という、「シュタイナー教育の教育方法の3つの特徴」をお伝えします。

シュタイナー教育の基本を、三輪ひかりが伝えます

シュタイナー教育の基本を、三輪ひかりが伝えます

 

1.シュタイナー教育をしている園の特徴

シュタイナー教育では、子どもを取り巻くヒト、そしてモノ、両方を整え、子どもが安心、そして安全に豊かな毎日を過ごせることを大切にしています。

1.規則正しい生活リズムで過ごす

時計

シュタイナー教育では、規則正しい生活リズムの中で過ごすことにより、子どものこころとからだがバランスよく育つと言われています。

園生活の中でも子どもたちは、10時に片付けをして、12時半にお昼ごはんを食べるというような、整えられた時間の中で毎日を過ごしていくのです。また、1日のリズムだけでなく、1週間のリズム、1年のリズム(四季)も意識して過ごしていくのも特徴のひとつでしょう。

2.異年齢クラスを編成する

横割り保育(年齢ごとにクラスを分ける)のではなく、異年齢で関わりが持てるよう、縦割り保育でクラスを編成しています。

そうすることによって、自然と小さな子どもは自分よりも大きいお兄さんお姉さんを模倣することで学び、大きな子どもは自分よりも小さい子をお世話することで学ぶという関係性が出来上がっていくのです。

3.想像力を大事にしたあそびをする

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「あそび」に対しても独自の考え方を持っているシュタイナー教育。子どもが想像力を発揮し、ファンタジーの世界の中で遊ぶことを大切にしています。

そのため、形の決まったものや遊び方の決まっているものではなく、木やシルク布、草木で染めた毛糸のひもなどの、素朴な自然素材を使ったもので遊びます。

また、子どものファンタジーの世界を壊さないために、大人が必要以上に遊びに参加したり、声を掛けないのも特徴のひとつ
大人は、あたたかく子どもの遊びを見守ります。

4.オーガニックな暮らし

フォークの絵

毎日の給食、おやつは、有機農園で採れたもので作り、調味料も自然食品を使用して、必ず手作りをし、子ども達が自然の恵みがいっぱいつまったものを口に出来るようにしています。

子どもたちの身体を作る基礎となる食事にも力をいれているのです。

2.シュタイナー学園・学校の特徴

シュタイナー教育をやっているのは保育園や幼稚園だけではありません。

数はあまり多くないですが、シュタイナー学園やシュタイナー学校など、小学生になってもシュタイナー教育の下、子どもが育つ事が出来る学校があります。シュタイナー幼稚園や保育園と同様、とても特徴的な教育方法を取っています。

エポック授業を行う

エポック授業では、子ども達は3〜5週間、毎日同じ科目を学びます。国語を3週間学んだら、次は算数を3週間学ぶといったように授業が進んでいきます。

集中して1つの教科の学習をすることで、各教科に対しての知識を深められると考えから、生まれたとてもユニークな授業です。

担任が持ち上がり制

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小学校から中学校までの一貫校が多いシュタイナー学園。子どもが、学園に在園する間、担任の先生は、8年もの間継続して持ち上がります

そうすることによって、先生は長期的なまなざしで子どもと接することが出来、ひとりひとりにあった学習を提案出来ると言われています。

テストがなく、通信簿もない

成績で競うということを一切しないので、テストがありません。もちろん、通信簿に評価や点数がつくこともありません。

いい成績を取ることを目標として子どもたちが勉強するのではなく、対象への興味を持ち、自発的に学びながら、知るという喜びを感じることが、子ども達の学習の動機となることを理想としているのです。

教科書を使わない

シュタイナー教育では決まった教科書が存在しません。基本的に、先生が子ども達に必要と判断する授業を行なっていくのです。

子ども達は、教科書の代わりに、自分で作った「エポックノート」というものに、学びを書き込んでいき、自作の教科書を作っていきます

3.シュタイナー教育が禁止していること

シュタイナー教育の中で、子どもを育てたいと考える親御さんが、それを諦めるきっかけになることが多いのが、シュタイナー教育が禁止していることに、あります。

テレビをみることは禁止

シュタイナー教育では、テレビを見ることを禁止しています。

理由としては、テレビでは「本当の体験」が出来ないからです。

どういうことかというと、テレビを見ている時子どもはじっとしていますよね。 その時子どもは、考えることもからだを動かすこともせず、ひたすら受け身でいる状態にあるということになります。

そうすると子どもの成長に欠かせない、「子どもが自分で能動的に動き、実際に体験する」という経験を積むことが出来ないのです。

早期教育は禁止。幼児期は心を育む時期

シュタイナー教育の考案者シュタイナーは、「幼児期に知育を行なうとこころもからだも台無しになる」と言っています。
乳幼児期は、体験によって心を育む時期なのです。

そのため、園の中でも文字を教えたり英語の授業を取り入れたりすることはしませんし、家庭でも習い事をしないことを奨めています

まとめ

いかがでしたか?シュタイナー教育がどんなことを大切にしている教育なのか、基本的な部分は分かったでしょうか?

次は、ではなぜシュタイナー教育が上で述べたような教育方法を取っているのか、その根底にある思想について、お話し出来ればと思います。

続きは【シュタイナー教育をもっと知りたい①  | シュタイナー独特の思想】から♪

■イラスト | 亀関友子 HP

参考文献:

加納美智子 (2006) 「今日からできる 7歳までのシュタイナー教育」学陽書房

(2007) 「月刊クーヨン7月号増刊 -0〜7歳を大切にする シュタイナーの子育て」クレヨンハウス

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