時期別の抱っこ方法|首がすわる前と後の抱っこのコツ

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赤ちゃんは、時期に合わせた抱っこをする必要があります。初めての赤ちゃんだと、今、どんな抱っこをすればいいか、わかりづらいでよね。

新生児期から、成長に応じてどんな抱っこをしていけばいいかを、赤ちゃんの背骨の形の変化を根拠に説明していきます。わが子に、いつ、どんな抱っこをすればいいか、これを読めば掴めるはず。

※この記事は抱っこ会議①プロが語リ合う|基本の抱っこって?を元に作成しています。

時期別抱っこの基本

生後間もない時期は横抱きを

横抱きをする様子

頭とおしりをしっかり押さえる

新生児期は、首が座っておらず、重たい頭を支える必要があります。腕の中に抱えることができる横抱きが安定します。肩と首の間の部分と仙骨部分に手をあてて、しっかりと支えるのがポイント。

首が座ってきたら、縦抱きスタート

縦抱きをする様子

首が座ってきたら、縦抱きを加えます。片方の腕で赤ちゃんのおしりを支え、片方の腕で背中を支えて安定させます。首すわり後は、横抱きではなく、縦抱きではないと機嫌が悪いという赤ちゃんも多く、一番多くの時間することになる抱っこかもしれません。

首すわり前は、縦抱きはNGなの?

首がすわる前でも、縦抱きをすることは可能です。例えば、授乳後、ゲップを出させる時は、みんな縦抱きをしますよね。

また、ゲップの時以外でも、時々、縦抱きにすることはいいことだとも言われています。実は、赤ちゃんは、身体が凝りやすい。首が弱い状態で寝ていて、ほとんど自分では動けないですよね。だから、縦抱きにすると身体の血液の循環がよくなるという側面もあります。

ただ、ゲップの時間も含め、首すわり前に縦抱きをするときは、頭が揺れないように、しっかりと手で支えることが大事です。

縦抱きスタート、首すわるのはいつ?

平均は5か月前後で首がすわる

首がすわる時期は、平均的には5か月前後と言われていますが、赤ちゃんによって大きく差があります。早い子では、生後2~3か月で首が座ることも。

大きく差があるので、この時期になったら、首が座って、この抱っこ方法ができるようになる、というわけではないので、赤ちゃんの様子を見て判断していく必要があります。

基準は、縦抱きが安定するか

首が座ったかどうかは、うつぶせにしたら自分で頭を上げる、というのがひとつの基準になります。もっとわかりやすいのは、縦抱きにしてみた時に、頭を手で抑えなくても揺れず安定しているということでしょう。

首がすわった=縦抱きをする、というものではなく、抱っこの仕方は、赤ちゃんが気持ちいい、安心する抱っこ方法をしていけばOKです。

首が座ったあとは、縦抱きの方が安心する場合が多い

首が座ったあとは、縦抱きの方が安心する場合が多い

首すわりと背骨の形の関係

首がすわる時期に、赤ちゃんの背骨の形が、生後すぐとは変化しています。背骨の形が変わると、赤ちゃんが喜ぶ抱っこの仕方も変わってきます。簡単に紹介したいと思います。

赤ちゃんの背骨がC字⇒S字になったら首すわり

おとなの背骨の形は、緩やかなS字を描いています。でも、生後まもない赤ちゃんの背骨の形は、S字ではなく、C字をしています。それが、首が座ると、首のあたりに前湾ができ、背骨は、S字に近い形になります。

背骨の形がS字に近づくと、首を骨がしっかりと支えることができるようになり、首が安定します。首の筋肉の発達はもちろんですが、骨の形の変化もあって、首が座ってくるんですね。

赤ちゃんの背骨の形の変化

C字の時期は、まんまる抱っこを意識

その背骨の形の変化は、抱っこの仕方にどんな風に影響を及ぼすのでしょうか。

覚えておくべきことは、シンプル。C字の時期は、<まんまるな背中>を維持していると、赤ちゃんが安心しやすい、ということです。

背骨の形がC字でまるまっているのに、むりやり、ぴんと伸ばそうとしてしまうと、赤ちゃんは落ち着きませんし、骨格形成にもよくないと言われています。極力、背骨本来の形に合わせ、まんまるを意識。まんまるを意識した抱っこ方法は、<まんまる抱っこ>とも呼ばれています。

背中がまんまるになるように

背中がまんまるになるように

赤ちゃんによって喜ぶ抱っこはちがう

新生児期は、背骨をC字の形に維持することが大事ということで、背骨をC字に維持できるグッズが多く売られています。抱っこ紐やクッションなどが代表的です。実際それらを使うと、穏やかになり、すやすやと長時間寝てくれるようになったという体験談も多く語られています。

ただ、どんな方法が合うかも、赤ちゃんはそれぞれちがいます。基本的には、C字の維持が大事ですが、固定させ過ぎると動けないことがいやで落ち着かない子もいれば、固定状態こそが落ち着く子もいます。

こうすればきっと泣き止む!こうすれば落ち着くはず!と決めつけず(期待しすぎず…)、どれがわが子に合うかな~と実験するような気持ちで試していくと、プロセスを楽しめるかもしれません。

まとめ

首すわりまでは横抱き、すわったら縦抱き、とよく言われていますが、赤ちゃんの様子を見て進めることが大事。どんな抱っこなら赤ちゃんが喜ぶのは、顔を見て、確認しながらしていきたいものですね。

次回からは、それぞれの抱っこの手順を、ルビ付き動画でわかりやすく紹介していきます。横抱き、縦抱き、首すわり前の縦抱きのコツなど。

横抱き抱っこを動画で解説

縦抱き抱っこを動画で解説

監修者紹介

■身体のプロ:田中けいた

骨盤パパ田中けいた
ボディケアトレーナーで一児のパパ。ヨガ・ストレッチ・マッサージ・セルフチネイザンを複合したパーソナルトレーニングの提案が専門。妻の妊娠をきっかけにママが気軽にできるケア・体の使い方を日々研究中。
 
 

■保育のプロ:みほさん

保育アドバイザーうすいみほ

保育アドバイザーで一児の母。幼稚園・チャイルドケア担任・家事代行&シッター教官、など乳幼児保育・教育経験は16年になる。小枠で行っているシッターは保育の適切なアドバイスがもらえると大好評。

 

 

 

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