赤ちゃんの抱っこを動画で解説|身体にやさしい抱っことNG抱っこ

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子育てする中で、特にママの身体への影響が大きいのが、抱っこ。小さくても、赤ちゃんの重みはママの身体に負担になります。逆に言うと、抱っこ方法を工夫することで、ママの身体への負担は、大きく減らすことができます

身体を痛めるNG抱っこと身体を痛めないコツを、動画と写真を使ってご紹介します。腰への負担が少なく、体幹トレーニングにもなるという至れりつくせりの抱っこ方法を、プロに教えてもらいました。すぐに、実践ですよ~!

■もくじ

1. 腰・腕にやさしい抱っこの仕方とNG抱っこを動画で解説

 ※ルビ付きなので、消音でもOKです

2. 身体を痛めるNG抱っこ4つのポイント

3. 腰・腕にやさしい抱っこ3つのポイント

4. 写真で見る腰・腕にやさしい抱っこの手順

※この記事の情報は、【抱っこ会議②身体にやさしい抱っこをプロが語り合った】をベースに作成しています。

1.動画で腰・腕にやさしい抱っこの仕方を解説

■身体にやさしい抱っこの動画

■NG抱っこのポイントの動画

2. 身体を痛めるNG抱っこ4つのポイント

まずは、腰と腕を痛めやすいNG抱っこの4つのポイントを紹介します。これをしてしまって、ヘルニアになる保育士さんが沢山いるんだとか。

足をまげず、伸ばしたまま…

立った状態で、足を伸ばしたままで、赤ちゃんを抱えて持ち上げるという動きはNG。急いでいると、ついしてしまうことが出てくると思いますが、これをすると身体に負荷がかかります。

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かがんで腰を丸める

足を伸ばしたまま赤ちゃんを抱っこしようとすると、自然と、腰が丸まります。腰を丸めた状態から抱っこをすると、赤ちゃんの重みがそのまま、腰にかかってきます

人は、背骨がS字を描く姿勢を極力維持することがいいとされています。かがんで腰を丸めると、背骨はC字。まったくS字じゃなくなってしまい、背骨によくない状態となります。

身体が強い人なら、平気でこの動きを繰り返せますが、何か月先か、何年先かに、ガクっと腰にきて痛めてしまう…というケースが多いので、気をつけましょう。

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赤ちゃんを引き寄せず腕持ち

意外なほど多いのが、赤ちゃんをママの身体に引き寄せずに、腕の肘から下で支えたままにしている抱っこです。保育士やシッターさんの間では<腕持ち>と言われ、腱鞘炎になりやすい抱っこ方法としてあげられています。

重たいものを持つ時は、極力、身体の中でも大きい筋肉を使った方がいいとされています。肘から下の細い腕の部分だけだと、赤ちゃんを支える筋肉は余りにも少ないと言えます。肘から上、肩、胸、上半身全体で赤ちゃんを包み込むようなイメージで持ちたいもの

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抱っこ後、腰をひねる動きはNG!

抱っこした後で、腰をひねる動作はとても危険です。

腰の骨は椎間板といういわゆるクッション材が間にあり、上からの重さには十分耐える力が備わっています。でも、ひねる動作に対して、椎間板は非常に弱く、繰り返すことで腰に大きなダメージを与えてしまう可能性高いんです。

引越業者など重たい荷物を持つ仕事では、ルールとして教えられるくらいに大事なことだそう。重たいものを持つ動きを日常で繰り返すという点では、引越業者もママも同じ。急いでいても、腰をひねって上半身だけ別方向を見ることはさけ、足を動かし、下半身から方向転換をするようにしましょう。

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3. 腰・腕にやさしい抱っこ3つのポイント

腰・腕を痛めにくい、身体への負担が少ない抱っこの仕方を紹介します。

片足を下げてしゃがむ

しゃがんで、ママの身体を赤ちゃんにぐっと近づけて、赤ちゃんを持ちます。この時に、片足を下げた状態にすると、さらに身体が安定しやすいとされています。

身体にやさしい抱っこの仕方

スクワット立ち

しゃがんだ状態から、背骨を立たせて、頭が天井から糸でひっぱられるような気分で、まっすぐ立ち上がりますスクワットをするように、と言うとわかりやすいかもしれません。

この立ち方をすると、不必要な負担が腰にかからず、体幹を使って立ち上がることができます。この動きで体幹が鍛えられていくので、ちょっとしたトレーニングにもなり、お腹の引き締めにもつながります。

慣れないうちはしんどさを感じるかもしれませんが、長期的にみると、身体に確実にいいと言えます。

身体にやさしい抱っこの仕方

赤ちゃんをしっかり引き寄せる

赤ちゃんをママの身体にしっかりとひきよせて、赤ちゃんの頭がママの肘の上にのるような体制を取りましょう。この体勢だと、腱鞘炎にもなりにくく、また、赤ちゃんを包み込むことができるので、安定し、赤ちゃんの安心にもつながると言われています。

赤ちゃんを横抱きする手順

4.写真で見る腰・腕にやさしい抱っこの手順

ここでは一例として、横抱きをします。

①赤ちゃんを横から見る位置に、片足を下げながらしゃがむ

身体にやさしい抱っこの仕方

②赤ちゃんの頭を持ち上げ、下に手を深く差し入れる

身体にやさしい抱っこの仕方

③反対側の手を、赤ちゃんの足の間から入れておしりを支える

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④上半身を起こし、赤ちゃんを持ち上げる

身体にやさしい抱っこの仕方

⑤そのまま、スクワットするように、頭が天井に引き上げられる気分で立ち上がる

身体にやさしい抱っこの仕方

身体にやさしい抱っこの仕方

⑥赤ちゃんを、自分の身体に引き寄せ、頭が肘の上にのるような位置に調整して完成

※縦抱きの仕方のコツは【赤ちゃんの抱っこを動画で解説|縦抱きの仕方】で解説中

まとめ

身体を痛めるNG抱っこと、腰・腕を痛めないNG抱っこ、把握できたでしょうか。実は、わたしは、NG抱っこを日々行っていました…。どうりで何度も腰を痛めたなと反省。

身体を痛めず、体幹トレーニングにもなる、スクワット立ちの抱っこは、ぜひすぐにでも実践してみてくださいね。

監修者

■身体のプロ:骨盤パパけいた

田中けいた_画像
ボディケアトレーナーで一児のパパ。ヨガ・ストレッチ・マッサージ・セルフチネイザンを複合したパーソナルトレーニングの提案が専門。妻の妊娠をきっかけにママが気軽にできるケア・体の使い方を日々研究中。

田中けいたのボディメイク日記

 
 ■保育のプロ:みほさん

うすい みほ_画像

保育アドバイザーで一児の母。幼稚園・チャイルドケア担任・家事代行&シッター教官、など乳幼児保育・教育経験は16年になる。小枠で行っているシッターは保育の適切なアドバイスがもらえると大好評。

 

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