おむつかぶれに効くオイル・ワセリン・保湿剤は?人気7種を徹底比較

前回の記事では、おむつかぶれに効く、オイル・保湿剤の選び方を5つのポイントで紹介しました。『どんなものが欲しいか』はイメージできましたか?

次のステージは、『実際に、何を選ぶか』です。

今回は、おむつかぶれに効くとされる、オイル・保湿剤を、①価格 ②酸化しやすさ ③使いやすさ ④やさしさ ⑤働き という5つのポイントに沿って評価。どんな人にどれが合うのかを、お伝えします!

これを読めば、どれにするかの迷いがなくなりますよ

『どんなものが欲しいか』のイメージがまだない方は、前回の記事で<選び方5つのポイント>をチェック

おむつかぶれに効くオイル・保湿剤7選一覧

まずは、今回紹介するオイル・保湿剤を並べてみますね。

■オイル一覧

1. 馬油 ★口コミ人気★

2. カレンデュラオイル

3. オリーブオイル

4. ごま油

■保湿剤一覧

5. 白色ワセリン

6. ベビーバーム ★口コミ人気★

7. 紫雲膏(シウンコウ)

オイル・保湿剤の5項目比較

それでは、最初に、ざっと5項目の評価・比較をみてみましょう。

おむつかぶれに効くオイル保湿剤比較

※酸化度は酸化しやすいものが×、しにくいものが◎

※ここでは、「ある程度肌にやさしい」とされているものだけを取り上げています。その中でも、口コミで特に、安定して刺激が無い・肌にやさしいと書かれているものを◎にしています

※働きは、前回の記事で取り上げた、オイル・保湿剤が持ちうる肌への働きの種類(コーティング・肌強化・抗菌殺菌)の数が多いものを◎にしています。

ざっと、評価をみてみると…

シンプルな働きのものを、安価に手に入れたいならばやっぱり白色ワセリン。評価がそこまで高いわけではないけど、この価格なら気軽ですね。

次に価格的に手に入れやすいのは、ごま油。液体なので使いにくさはあるけれど、評価は安定してます。民間療法でずっと使い続けられているもので、たくさんの赤ちゃんの経験の上で支持されています。

1,000円~2,000円で入手できるものとしては、馬油オリーブオイルベビーバーム。この中でも、馬油ベビーバームが全体の中でも特に評価が高いですね。多機能のものを選びたいならば、このどちらかが狙い目。香りがいいものがいいならベビーバーム、ママのスキンケアにも活用したいなら馬油がおすすめ。

他に比べて、知名度が低いカレンデュラオイル価格がちょっと高めの2,500円。紫雲膏は真っ赤な色をしているので色移りが心配、使いやすさが低めになってます。

↑各オイル・保湿剤名をクリックすると詳細説明に飛べます♪

おむつかぶれに効くオイル・保湿剤7選の特徴紹介

まずは、オイル一覧から。

1. 馬油 ★口コミ人気NO.1★

馬の脂。中国で昔から薬として使われてきたもの。多機能、高い効果、しかも肌にやさしく、合わない人が少ない。ということで、人気。

■価格|1,000円~2,000円1000

色んな商品があって、安いものは1,000円以下でも手に入る。けど、安いものは精製度が低い傾向があるので、1,000円以上のものを選んだ方が安心。

■酸化しやすさ|酸化しやすい

開封後は冷蔵庫で半年以内に使いたい。酸化防止剤としてビタミンEが添加されているものは、日持ちする。

■使いやすさ|◎

適度な硬さがあり塗りやすい。肌なじみもいい。

■やさしさ|◎

不純物のない、純度の高いものを選べば、副作用が少ないと評判。口に入れても安心。人間の肌の油脂にきわめて近い成分を持っているといわれている。

■機能 表面コーティング|肌強化|殺菌抗菌

多機能。人間の細胞間皮脂を構成するセラミドに近い、馬セラミドが肌の角質層まで届き、肌を潤す。殺菌・抗菌作用だけでなく、炎症を沈める、血液循環促進作用など。

■こんな人に合ってる

昔も今も、ずっと人気です。定番人気のものが安心という方におすすめです。

酸化しやすいので早めに使い切らないといけないけど、おむつかぶれだけじゃなく、スキンケアにも使えるのが強み!人気が高く、口コミ評価がいいのは、ソンバーユ。精製度が高く肌にやさしく、くさみなく、柔らかいテクスチャで使いやすい。

2. カレンデュラオイル

オリーブオイルやサンフラワーオイルににキク科のカレンデュラを漬け込んだオイル。ヨーロッパでは昔から薬効の高いオイルとして支持されている

■価格|2,500円前後

メジャーじゃないからか、種類が少なく、値段は高め。

■酸化しやすさ|酸化しやすい

酸化しやすい。開封後は冷蔵庫保管で2か月を目安に使いたい。

■使いやすさ|×

液体なので、小さな容器にうつしてから指やコットンを使って塗る必要あり。また色付なので、こぼすとシミになるので注意が必要。

■やさしさ|◎

敏感肌の人でも使いやすく、顔を含めて全身の美容に使われています。

■機能 表面コーティング|肌強化|殺菌抗菌

栄養価が高いオリーブオイルに、さらにカレンデュラの栄養価が加わっているので、薬効が高いと言われています。顔を含めて全身の美容に使われ、特に妊娠・出産期には、妊娠線予防や会陰マッサージにも使えると人気。収れん作用もあるので、しわやたるみ対策にも。女性ホルモンに似た働きがある物質が含まれていて婦人科系のトラブルのケアにも。

■こんな人に合ってる

ママの美容にも最大限に使えるものがいい人。妊娠線のケアにも!かぶれケアのついでにママもきれいに。

3. オリーブオイル

■価格|1,000円~2,000円

安いものもあるけれど、精製の過程で色んな薬品を使っていたりするので、ある程度の価格のものを選んだ方が無難。

■酸化しやすさ|酸化しにくい

比較的酸化しにくいことがオリーブオイルの魅力

■使いやすさ|△

液体なので、器に移して使う必要あり。また、香りがあるのでこぼした時の処理は大変。

■やさしさ|△

オリーブオイルはこれまで紹介してきたオイルに比べて非常に種類が多いので、肌にやさしいものもあれば、精製度が低くて肌につけないものがいいものなど、様々。

■機能 表面コーティング|肌強化

オリーブオイルは、オレイン酸が豊富。実は、人間の皮脂もその40%がオレイン酸。オリーブオイルと人間の皮脂は成分が似ているのでやさしくなじむ。また、エキストラバージンオリーブオイルに含まれる微量成分は、細胞壁を強くする作用があるとの研究結果もあり、注目を浴びている。

ただ、さっき書いたように、精製度合いによって成分が大きく異なるので、機能は一概に言えないのが難しいところ。

■こんな人に合ってる

オリーブオイルについての知識があって、適切なものを選べる人。また、適切なものが家にある人!

4. ごま油

実は、昔から、日本で薬として使われていたのがこの『ごま油』。中国の古い医学書に、薬として記載されていたり、日本でも傷口から塗る高価な薬として扱われていたり。戦後になっても、産婆さんから「おむつかぶれにはごま油を」という教えが続いていたとか。今でも、「半信半疑で使ったらいっぱつで治った!」という声は、本やネットに多くあります。

■価格|700円前後

安いものは、大抵、茶色いですよね。あの茶色いごま油ではなく、白いごま油―太白ごま油を選ぶこと。茶色のは、ごまを炒ってから絞ったもので、純度が低い。

■酸化しやすさ|酸化しにくい

酸化しにくいのが、ごま油の魅力。ゴマクナリンという抗酸化物質の作用。

■使いやすさ|△

液体なので、器にうつして使う手間あり。

■やさしさ|〇

刺激が極めて少ないので、しみないというメリットも。

■機能 表面コーティング|肌強化|殺菌抗菌

 民間療法、というと、科学的根拠がなさそうですが、ごま油がおむつかぶれに効くっていうのは、ちゃんと根拠があります。油分が肌をカバーするという作用以外にも、ごま油には傷を修復する作用も。

その高い美肌効果から、ごま油を使ったスキンケアも注目を浴びています。ビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウム、リノール酸・イレイン酸、肌にいい成分がたっぷりつまっています。おむつかぶれケアの合間に、ママのスキンケアに使っても〇。

■こんな人に合ってる

民間療法って、案外、効くよね~」とういう方。それが科科学的根拠に基づいてるなら、最高!という方。

余ったら、料理に使えて、一石二鳥。

 

では、次からは、保湿剤いきます。

5. 白色ワセリン

お医者さん監修の育児書・育児辞典なんかで、『おむつかぶれの時に塗るといい』と一番よく取り上げられているのが、このワセリン。

同じワセリンでも、黄色のワセリンは精製度合が低いので、赤ちゃんのおしりに使う場合は、白色ワセリンを選ぶといい。

■価格|300円前後

量が少ないもので十分です。

■酸化しやすさ|酸化しにくい

鉱物油からできている、反応しにくく、安定している。

■使いやすさ|◎

硬めのテクスチャで簡単にぬれる。もったりと重たい質感なので、肌を刺激しないように、やさしく置くように伸ばすのがポイント。

■やさしさ|〇

鉱物油と聞くと、肌への刺激が強そうですが、反応をしないので、合わない人が少ないのが特徴

■機能 表面コーティング

別のオイルとはちがい、浸透して肌を強くしたり、殺菌したりする作用はなく、とにかくシンプルにカバーの作用。中の水分の蒸発を防いで、汚れや雑菌の侵入を防ぐ。ちょっとおむつかぶれかも、という軽いおむつかぶれの時に特におすすめ。

■こんな人に合ってる

シンプルイズベスト!安いなら尚よし!って方に

6. ベビーバーム

色んな種類があるので、赤ちゃんに使って安心なものを選ぶ必要あり。

特徴としては、植物性のオイルをベースに、いくつかの植物性のエキスを配合して、保湿力や肌を強化する効果をアップ。塗りやすい硬さに仕上げられています。

■価格|1,000円~2,000円

色んな価格のものがあるけど、安すぎない方が安心。

■酸化しやすさ|酸化しにくい

基本的には安定するように成分添加されているので、オイルよりは日持ちする。

■使いやすさ|◎

硬さ・触りごこち・香りを含めて、全身に使いやすい。

■やさしさ|〇

いい成分のものを選べば、肌への刺激がなく、多くの赤ちゃんの肌に合うよう。

■機能 表面コーティング|肌強化|殺菌抗菌

様々な成分が入っているので、どんな成分が入っているかによって、刺激性・効果が変わってくる。ベビーバームという名前で選ぶというよりは、その商品の成分を見て選ぶことが大事

もしも、成分の良しあしを自分で見分けられないのならば、王道のカレンデュラベビーバームを選ぶのが賢明かも。シュタイナー教育で有名なシュタイナーによってスイスで誕生した、オーガニック製品で有名・伝統的な会社ヴェレダの製品で、世界中で使われている。病院の軟膏で治らなかったおむつかぶれが、これに変えてすぐによくなったなど、効果が高いという口コミがとっても多い。

■こんな人に合ってる

使いやすくて、定評があるものがいい。香りがいいものがいい、という方。

オーガニック・ナチュラルというワードに魅力を感じる方

7. 紫雲膏

真っ赤な色をしています。

『まじでこれ塗るの?怪しい!!』

と思うかもしれませんが、これが、めちゃくちゃ効くと評判。江戸時代の医師・華岡青洲が創案した軟膏剤で、いわば、漢方版のベビーバーム。

■価格|1,000円~1,500円

■酸化しやすさ|酸化しにくい

基本的には安定するように成分添加されているので、オイルよりは日持ちする。

■使いやすさ|△

適度な硬さがあって扱いやすいけれど、特徴である赤い色が衣服に着くと取れにくいので、取扱いには注意が必要

■やさしさ|〇

漢方としては非常に有名な軟膏で、効果に定評がありまが、日本でおむつかぶれに使った報告が、他の保湿剤・オイルに比べて少ないので、不安な方は、通常のベビーバームの方がいいかも。

■機能 表面コーティング|肌強化|殺菌抗菌

多機能な軟膏。ベースはごま油で入っているのもはこんな感じ。

・ 紫根(しこん)
・ 当帰(とうき)
・ ミツロウ
・ 豚脂(とんし)

紫根のエキスは保湿効果が高く、肌の炎症を抑える作用があると言われています。

■こんな人に合ってる

漢方の力って、すごい!という方。

まとめ

最後にもう一度、評価の一覧表を確認しましょう。

おむつかぶれに効くオイル保湿剤比較

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さっそく手に入れて、効果を確認してみてくださいね。

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