ねかしつけ会議④すんなり寝るため生活リズムの整え方をプロが語りあった

talk9-1

ねかしつけ・ねんねトレーニングについて、プロが語り合う【ねかしつけ会議】第四弾。

今回は、赤ちゃんがすんなり寝るための生活リズムの整え方を紹介します!

「生活リズムを整えた方がいい」というのは、本にもネットでも、よく目にすること。でも、わかっていてもできない!というのが本音じゃないでしょうか!?

実現可能で効果があるラインは?コツは、ゆるさにありました。では、スタート。

>>ねかしつけ会議①ねんねトレーニングの始め方はこちら

ねかしつけ会議 メンバー

■鍼灸師:伊藤かよこさん

伊東かよこ

 はりきゅう師。息子の夜泣きにほとほと困り果て、ねんねトレーニングにたどりつく。その後、ささない、なでる小児はりを学び、夜泣き・かんしゃくの施術とスキンタッチ指導、ママのカウンセリングをしている。
 

■保育のプロ:みほさん

保育アドバイザーうすいみほ

保育アドバイザーで一児の母。幼稚園・チャイルドケア担任・家事代行&シッター教官、など乳幼児保育・教育経験は16年になる。小枠で行っている子連れシッターは保育の適切なアドバイスがもらえると大好評。

■進行:いくじの窓口代表 市原

市原史帆の写真

現在1歳の一児の母。『いくじにチョイスを』をキーワードに、様々な育児情報を収集、発信中。夜間断乳をきっかけにこども眠りが変わったことに驚く。ねかしつけに興味が増す。

 

 

生活リズムの作り方

市原: 寝かしつけをスムーズにするためには、生活のリズムを整えましょうとよく言われています。具体的にどんなふうにすすめるといいですか?

みほ: 保育園みたいに、決まった時間に決まった場所にいれて、毎日をこども中心に過ごせるなら別ですが、ご家庭で、一日全部を、予定通りに過ごすことは正直、難しいですよね。

市原: ほんとにそう!同じ時間にお昼寝させるといいとか、同じ時間にごはんっていうけど、午前中に外で遊んだ日と遊ばなかった日だと、大抵昼寝の時間はずれるし。帰りが遅くなって、ごはんも遅れることもある。

みほ: それで、当然だと思います。

同じ日に同じことをするのは、難しい。それは、当たり前です。

同じ日に同じことをするのは、難しい。それは、当たり前です。

 

2つけじめをつける。それでいい。

みほ: なら、せめて、毎日7時に起こすと決めて、あとは、本人が寝たいタイミングでお昼寝をさせる。でも、そのお昼寝が二時以降だとしたら、三時には起こす。寝た時間が一時間だったとしても。

そんなふうに、2つくらいけじめをつける、こうするっていうことを決めると、すごく楽になると思いますね。

市原: 2つなら、できそう!

みほ: そうすることで、楽になるんです。毎回、寝るのもまかせる、起きるのもまかせるってなると、ふりまわされすぎて、大変になるので。

それ以外の時に、時間通りに食べさせられなかった、家に帰ってくるのが遅くなったっていうのがあるとしても、朝は7時には起こされる。これが繰り替えされていくことが大事なんですよね。

やりたい生活リズムじゃない日があったとしても、こういう日もあるよねって、自分が思う、余裕があった方がいいと思っていて。

お母さんが幸せなことが、一番大事

伊藤: その通りだと思います。育児で一番大事なのは、お母さんが幸せなこと。さっきおっしゃったように、最低限、朝起きることと、昼寝の時間、それだけ守れば十分じゃないでしょうか。

夜の寝かしつけをスムーズにすることは、お母さんの心身を健康に保つためでもあります。寝不足って、とにかくストレスですから。

いくじで一番大事なのは、お母さんがしあわせなことです。

いくじで一番大事なのは、お母さんがしあわせなことです。

 

みほ: それで、朝ね、お母さんが、こどもを起こすのやめちゃおうってなるんですよ。それで、その間に家事をしちゃったりする。自由な時間ができることは、すごくうれしいことかもしれないけれど。

でも、結局、こどもが起きるのが9時や10時になっちゃったりしていて。それは、その後、また大変ですよね。お昼寝しない、夜寝ない。負の連鎖です。

ねんねトレーニング成功のコツは「ゆるさ」

伊藤: ここだけは、というポイントを決めて。あとは、ゆるくいきましょう。

市原: 確かに、全部は難しいですよね。

本の情報は目安に。やらなきゃと思うとしんどい。

市原: わたしも、最初、ジーナさんの本を読んで、やろう!と決めたけど、結局ほんとにつらくなっちゃって。また、守れなかった、これやらなきゃ、とプレッシャーがすごくて。で、こどもが泣いたら、ああ自分ができなかったからだと、自己嫌悪もすごくて。

もういいや!と一カ月くらいで、投げ出して、そこから完全にノータッチになりましたね。

その後、娘の夜泣きがひどくなって、もう一度ねんねトレーニングしたほうがいいかなと、本を読むんですけど、やることが多すぎて…。なかなかはじめられなかった。

伊藤: 本にはいろんな情報を書かないと、説得力がでないからね。

市原: 確かに。本は情報を売り物にしなきゃダメですものね。そのためにはある程度の、ボリュームや、たくさんの人に通用するものにしないといけないですものね。だから、本では、自然に、やるべきことが多くなるのか!

伊藤: あれしろ、これしろって、色々書いてありますものね。生後何か月だったら、こんな生活リズム、こんなパターンとかね。目安にするくらいならいいけど、やらなきゃと思うと、しんどいよね(笑)

もっと楽にゆるくやりましょう。思いつめないでいいですよ

本だと、たくさんすべきことが書かれていますよね。

本だと、たくさんすべきことが書かれていますよね。

 

眠くなる時間はずれて当たり前。無理しない。

みほ: たくさん動く日もあれば、動かない日もあるから、眠くなる時間はずれて当たり前なので。

市原: 大抵、ねかしつけ系の本には、自分がどんなふうに過ごしたのかを記録しましょうとある。これが大変なんですよね~。なかなか続かない。書かなくなるとともに、やらなくなる。

伊藤: がんばったのね。無理しないでいいの。お母さんが、ストレスを感じないことが一番大事なんだから

市原: 無理しないでいい。う~ん。そう言われるだけで、こんなにもうれしい気持ちになるものなんですね。

2人からのメッセージ

―では、最後にお二人から、ねかしつけや夜泣きで悩むお母さんたちに、メッセージをお願いできますか。

みほ: うまくいかない時も、自分を責めないで欲しい。ダメだなぁと思った時には、他の方法があるっていうふうに、行き詰らないで欲しいなと思います。

ベビーシッターを頼むとか、ファミリーサポートを頼むとか、外に向かって、会える人、しゃべれる人を作ることもおすすめです。外からの風が入ることで、情報も、心も、広がることって本当に多いんです。

あとは、わたしがずってやってきた、心をラクにする裏ワザを伝えておきたいと思います。

それは、こどもに、自分の気持ちを言葉にして伝えていくってことです。大好きだよ、かわいいねっていう、プラスのことだけじゃなくて、正直な気持ちを言葉にする。「大好きだよ。でも、ママ、ぜんぜん眠れていなくて辛いんだ。身体もしんどいんだ。一緒に寝ようね」とか、そういうこともふくめてしゃべりかけてみて欲しいなと。

いらいらしている時って、いえないかもしれないけど。でも、いらいらって、言葉にしなくても態度に出るじゃないですか。だからこそ、そこもふくめて言葉にしちゃう。大好きだけど、大変なんだって。一緒に寝たいんだママもって。それで、気持ちがラクになることって多いと思うんです。

ママが幸せなことが一番大事。ママが楽しいと、こどもも楽しくなる。このことを、心の隅に置いて、ねかしつけにしろ、ねんねトレーニングにしろ、取り組んでいただけたらなと思います。

ママが楽しいと、こどもも楽しくなるものですよね。

ママが楽しいと、こどもも楽しくなるものですよね。

―では、伊藤先生もお願いします。

伊藤: 子育てをしているだけで、みなさんはもう十分にがんばっている!と思います。まずは、それを認めましょう。わたしは、よくがんばってる、と。

寝かしつけに関しては、困っているか、困っていないか、です。おっぱいでも、だっこでも、他の方法でも、うまくいっているなら今の方法で大丈夫です。

困っている人は、勇気を出して一歩変えてみましょう。たとえば、知識があるかないかで違うことがありますから、ねんねトレーニングの本を読んで情報を得るのもひとつ。ただし、ほんとに大変な時って、読む気力も生まれないですね。

あとは、長期的な視点を持ちましょう。寝かしつけの必要な小学生はめったにいませんから。今すぐ、解決しようってがんばらなくてもいいんです。時の流れに身をまかせるものありですよね。

今、困っていてつらい方は、つらい、と自分の気持ちを認めましょう。そして、助けてって声をあげましょう。自分の心に素直になって、自分の気持ちを大切にすること。つらい時は、泣けばいいんです。わたしは、子どもと一緒に泣きましたよ。すっきりしますからやってみてください(笑)

人に助けてっていうのも勇気がいりますけど、それでも伝えたいですね。一人で我慢しないで、声をあげていいんですよ。お母さんが泣いてもいいんですよって

ねんねレーニングについて語る伊藤かよこ

まとめ

なんだか、泣けてきますよね。わたしたちは、もう十分にがんばっている。うまくいかなくても、責めないでいい。

まさか、ねかしつけについての会議で、こんなお話しがきけるとは思っていませんでした。すべてのいくじに通じる、本質に触れるお話しがきけたような気がします。

がんばっている自分を、少しでもラクにして、自然としあわせを感じられる時間を増やすために、今回のねかしつけ・ねんねトレーニングの情報を活かしていただけたらと思います。

ねかしつけ会議の復習

①ねんねトレーニングの始め方

②ねぐずりと夜泣きの理由は?

③自然に眠くなる入眠儀式

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